ビルメンからIT転職した話【35歳・電験三種持ちが未経験で年収アップした方法】
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ぶっちゃけ言います。私は35歳、ビルメン歴10年、電験三種・ビル管理士・消防設備士甲種4類を持った状態でIT転職に踏み切りました。
→ 電験三種の独学勉強法は 電験三種の勉強法【独学3年で合格】 で詳しく解説しています。
結果は成功でした。年収が上がり、働き方が変わり、子持ちでも転職できました。
ただ、当時の私には情報が全然なかった。「ビルメンからIT転職」を実際にやった人の話が、ほぼ見つからなかったんです。
だから、私が実際にやった手順・使ったエージェント・面接で言ったこと、全部正直に書きます。

なぜ10年やったビルメンをやめてIT転職したのか

理由は正直に言うと3つです。
①キャリアの天井が見えた
10年やって気づいたのは、ビルメンのキャリアパスは「資格スペシャリスト」か「管理職」の2択しかないということ。
私はすでに電験三種・ビル管理士・消防設備士甲種4類を持っていたので、「資格スペシャリスト」のルートは一通りやりきった感がありました。管理職は枠が少ない。このまま20年続けても、仕事の内容はほぼ変わらないと気づきました。
10年同じ現場で同じ作業を繰り返す未来が、リアルに見えてきたんです。
詳しくは → ビルメンはきつい?やめとけ?10年経験者が正直に答える にも書いています。
②年収の壁に限界を感じた
私がいた現場は独立系の中小ビル管理会社でした。電験三種を取っても資格手当は月1万円。10年やっても年収は380万円前後で止まっていました。
子どもが生まれて、住宅ローンも視野に入ってきたとき、「このままじゃ詰む」と思いました。
→ ビルメンの年収はいくら?リアルな給与事情 でも詳しく書いています。
③ITへの興味と「なんとかなる」という確信
ビルメンの仕事をしながら、BAS(ビルオートメーションシステム)やBEMS(エネルギー管理システム)に触れる機会がありました。「設備の仕組みをITで管理する」という概念が面白かった。
「設備を知っているエンジニア」は少ないはず。それが私の強みになると思いました。
ビルメンのどんな経験がIT転職で実際に評価されたか
転職活動をして実感したのは、「ビルメン経験+IT転職」の組み合わせは、意外と面接官の目に留まるということです。
電験三種・ビル管理士が「論理的思考力の証明」になった
IT業界の面接官は、技術力の証明として「資格」を見ます。電験三種は取得率10〜15%の難関国家資格です。
「なぜ取れたのか?」「どのくらい勉強したのか?」という話が面接で何度も出ました。電験三種を独学で合格した話は、「難しいことを自分で調べて解決できる人」という印象を与えられます。これはITエンジニアとして必要なスキルと直結します。
図面読み・設備の仕組み理解がインフラエンジニアに活きた
インフラエンジニアの仕事は「システムの構成図を理解して、機器を管理する」こと。ビルメンの「設備図面を読んで、機器を管理する」仕事と構造が似ています。
「ネットワーク機器の管理」と「電気設備の管理」は、「異常を検知して原因を特定して対処する」という思考プロセスが同じです。
トラブル対応の経験がそのまま使えた
深夜のトラブルに冷静に対応した経験、複数の機器が絡んだ原因究明の経験——これらはITの障害対応と同じ思考です。
面接で「夜中に設備が止まって、3時間で原因特定して復旧させた」という話をしたら、「それはインフラエンジニアの仕事そのものですね」と言われました。
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ビルメンからIT転職して変わったこと【年収・働き方・生活】
年収の変化(正直に書きます)
転職前のビルメン時代:年収380万円(独立系・10年目)
転職後のIT1年目:年収430万円(SES・インフラエンジニア)
転職後の現在(3年目):年収540万円
1年目は50万円のアップ、3年後には160万円アップしました。
【正直な話】1年目は正直しんどかったです。知らないことだらけで毎日勉強。でも「成長している実感」はビルメン時代には全くなかったので、それがモチベーションになりました。
→ IT転職で年収は下がる?未経験30代の正直な話(1unba.com)でも年収の実態を書いています。
働き方の変化
ビルメン時代:宿直あり・4日サイクル・休日出勤あり
IT転職後:完全週休2日・フレックスタイム・リモートワーク可
子どもの行事に参加しやすくなったのが一番の変化です。宿直がなくなったので家族との時間が増えました。
スキルアップの実感
ビルメン時代は資格を取ってもルーティン作業が変わらなかった。IT転職後は技術の進化が速く、毎年新しいことを学べます。
「このまま20年同じ作業を続ける未来」が消えたのが、精神的に一番大きな変化でした。
→ ビルメンに向いている人・向いていない人については ビルメンに向いてる人・向いてない人【10年経験者が正直に判断基準を語る】 もあわせてどうぞ。
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まとめ:ビルメン10年の経験はIT転職の「武器」になる
「ビルメンからIT転職なんて無理」と思っていた私が、35歳・子持ち・未経験で転職できました。
振り返ると、ビルメン経験は IT転職において「邪魔なもの」ではなく、明確な差別化要因でした。
| ビルメン経験 | IT転職での強み |
|---|---|
| 電験三種・ビル管理士 | 論理的思考力・独学力の証明 |
| 設備の障害対応 | インシデント対応の経験 |
| 図面読み・機器管理 | インフラ管理の素地 |
| 10年の現場経験 | 実務ベースの問題解決力 |
大事なのは、ビルメン経験をIT業界の言葉に翻訳できるエージェントを使うことです。一人で応募するより、専門エージェントに相談してから動くと内定率が全然違います。
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